なにも書くことがないくらいの、狂った上昇になった、ここ一ヶ月です。
27000円を迎えて少しおとなしい動きとなってきました。
それでも、一日の値動きは相変わらず大きな状態が続いています。
日本の株式市場は、海外勢の売買が6割から7割を占めています。
これは現物株のハナシで、株式市場の上下動をつかさどる日経225先物だと、もっと海外勢の比率は上がってきます。
しかも、株式市場をつかさどる日経225先物は、上位2社の売買がほとんどを占めます。
つまり、日本の株式市場の動向は、一部の海外勢が握っているということなのです。
よくなにやらの買いで値が上がったとか、なにやらを理由に値が上がったとか言われますが、実際のところ全体相場に関しては、一部海外勢がどうしたいか?だけです。
理由はすべて後からつけられるものなのです。
一部海外勢が指数の行方を決めることができるような市場は、世界中見渡しても日本だけのようです。
指数の行方は、特に指数寄与度の高い銘柄の売買に大きく影響します。
しばらく前までは、特になにも感じず、そういうものだから、それに対応するのが、相場の心得と思っていましたが、最近はこれはかなり重大な問題だと感じるようになりました。
市場としての、健全な機能をはたしておらず、イカサマ賭博場とあまり変わらないからです。
よく、日銀の買いがとか、年金の買いがとか言われますが、そんなのカワイイものです。
ですから、日銀が買ってきている日でも、一日中下げることも良くあるのです。
しかしながら、これが変わることも無いですから、問題意識を持ちながらも対応してこなしていくしかありません。
大事なことは、「流れ」です。
あれこれと考える必要はありません。