世間には、理論株価なるものが、存在します。
何種類かの計算式があるのですが、必ず必要なのは、企業利益(企業価値)の未来予想値です。
そうお分かりですね。未来の企業の利益などいわゆる皮算用です。
ですので、理論株価なるものも、単なる予想でしかないのです。
現在の企業利益を用いて理論株価を計算したり、予想企業利益を用いて理論株価を計算したり、
計算さえすれば、現在の株価が理論株価より高い、安いを判断することはできます。
ですが、予想はどこまでいっても予想です。
当たるも八卦当たらぬも八卦です。
ですから、計算された理論株価と乖離しているからといって、その計算された理論株価に収斂するわけでもありません。
計算に使った数字が合理的なのかどうかも結果次第。
理論株価どおりになることもあるし、ならないこともある。
これが答えです。
株価が計算でもとめられるなら、みんな株で大金持ちです。