日経平均27000円手間で高値安定状態が続いている、日本市場です。
コロナウイルスの感染状況は収まらず大変な状態ではありますが、相場のほうは我関せず。
詭弁の常套句を使えば、株式市場はコロナ収束後の未来を見ている
ということだそうです。
株式市場の原動力のほとんどは、勢い(モメンタム)であり、実際の経済がどうであるとかいうのは、ほぼ幻想にすぎません。
それらを材料にして、株式市場で売買が行われているということにすぎないのです。
ですので、PER、PBR等、良く使われる指標からとんでもなくかけ離れた状態がいま続いているのですね。
もちろん、このかけ離れた状態を正当化するために、美辞麗句が特に証券会社のみなさまから繰り返されますが、では、これらの数字が実際の株価とフィットしていたときはどうなんだ?ということになります。
結局のところ株価なんぞは、主なところは、勢い(モメンタム)なのです。
そうすると、大事なことは、このモメンタムに、高値つかみをしないように、つまりは、モメンタムが終わるところでつかまないように、うまく乗るということになります。
そして、もう一つ。
このモメンタムは、しばらく続くということです。
これが理解できると、株式市場を理解することができてきます。