材料難で小動きの先週の日本市場でしたが、少し上方向に動いてくれそうな感じを見せてきました。
ただ、ある程度のところまでいくとまた、上値は抑えられるようなことになるのではないかと思います。
昨日のNHKスペシャルは、AI（人工知能）のお話しでした。
野村證券では、80%ほどの取引が、AIを介したものになっているそうです。
（たぶん、自己売買でのことと思います）
もちろん、野村證券がこうなのですから、日本市場の商いの大多数を占める海外勢もそうなのは、明らかなことです。
で、こういう新しい取引方法が台頭してくると、個人投資家は太刀打ちできないんのではないか？
というようなことを聞かれるのですが、決してそんなことはありません。
この世界はこの世界で、こういったAI等を駆使したアルゴリズム取引通しの、瞬きよりも早い取引の戦いなのです。
もちろん、すごく短い時間の取引で考えれば、上記のようにマバタキよりも早いアルゴリズム取引の戦いが丁々発止で行われていますから、ザラ場中で、私達が見る「板」なんかは、残像を見ている可能性が高いでしょう。
（まぁ、もともと板なんかはアテにはならないのですが・・・）
でも、ほんの少し時間軸を長く見てみれば、相場の動き方なんぞ、
何十年も前から変わっていません。
そこへのインターフェイスが変わっているだけです。
ですので、しっかりと相場のことをわかって、技術を身につけていけば、アルゴリズム取引を恐れる必要などなにもないのです。
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