週間総括

20161028-225

 

 

 

 

すっかり冷え込んできて、冬の足音もチラホラ見え隠れする、今週ですが、
株式市場のほうは、強い状態をキープしており、17500円を伺う動きで今週の取引を終えました。

 

17200円上から始まり、すったもんだもありながらも、売り物をこなしてここまでやってきています。

10月中盤から、節目、節目では若干の確定売りに押されながらもほぼ連騰状態。

為替も、105円台にとうとう入ってきました。

背景(もちろん後付理由ですよ)には、米国利上げ期待、トランプリスクの後退、BRICs市場の堅調さなどがあるようです。

ただ、米国市場は、ほぼ横ばい圏での推移が続いていますので、明確に世界的にリスクオフということではなく、日本市場としては、為替要因と日銀の買いによる見かけ上の下値不安の払拭というところが大きいと思われます。

裏を返せば、いわゆるここまで下げてきた状態の巻き戻しという域はでず、戻るところまで戻れば、この巻き戻しは終了します。

少し株価が戻している為、例によって兜町からの、「株買わんかねぇ」の声も大きく聞こえて、JR九州の上場もありましたので、その声もだいぶ大きくなったようです。

決して、良材料があるわけでも無く、為替の円安方向に伴い、消去法的に買われてきた相場、つまり巻き戻し相場です。

為替の円安方向についても、もともと12月利上げはコンセンサスだった訳ですから、下げすぎた分、戻っているだけのハナシです。

チャートがある程度見られる人にもわかるように、テクニカル的にキレイに進んできたこの秋相場です。

ですから、もどるところまで、戻れば、この相場はまた下方向に進んでいくことになります。

すんなりいけば、18000円辺りは射程内ですし、このまま、ここから落としていってもなんら不思議ではありません。

値段的にどこで起こるのかは、テクニカル的に、だいたい想像ができます。

いつかは?

それはわかりません。

投資家としてやるべきことは、いつそれが来ても良いように、そして、その時に、対処(エントリー、イグジット双方)ができるように、準備をしておくことです。

18000円といっても、あとほんの500円です。

やるべきことを、良く考えてください。

 

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