総理大臣の辞意表明で、一時売り込まれる

もやもや感のあった日本市場でしたが、金曜の午後に飛び込んできたビッグニュースが眠たかった市場を目覚めさせました。

28日の17時に会見が予定されていましたが、市場の大勢の見方は続投という方向に傾いていましたので、速報が出るまでは特に大きな動きもなく平穏。

というか、ここのところ続いていた、なにをベンチマークにしているのかよくわからない、一部マーケットメーカーの売買のみが無駄に値を動かす、そんな相場状況。

そこに飛び込んできた、総理辞任という大ネタ。
すぐに一気に値を崩していきます。

ですが、これは明らかにイベントドリブン。結局、約半値戻して取引を終了。

ドル/円が、いわゆる理由なきリスクオフ反応で、円高方向に振れていきましたので、夜間も値を戻せず23000円以下で今週の取引を終えています。

ドル/円は、もともと日米金融政策の違いから、円高方向へ振れるべきところが助長されたというところも大きいと思われます。

 

この後ですが、多少ドタバタは続くかもしれませんが、それもさほど長くはなく、すぐにもとの米株追従×ドル/円というところに戻っていくと思われます。

米国の金融政策から、円高方向の流れが必然と思われますので、米株よりも鈍い状態の日本株ということになりそうです。

 

この後、どなたがなるのかは知りませんが、私欲と利権にまみれた仕事ができない人ではなく、国家、国民のために、まともに仕事ができる人がリーダーとなり、きちんとしたリーダーシップを取ってくれることを切に願います。
そんな人がリーダーであれば、イベントドリブンではなくしっかりと日本株も買われるでしょうし、日本の国力もほんとにつくでしょう。

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