週間総括

20161216-600

トランプ大統領の当選から、今後の政策期待の相場となっており、さらには、FOMCでの利上げ、そして、来年の見通しも予想を上回る3回の利上げ想定と、日本株には追い風が吹き、止まることなく上昇という状態が
続いています。

テクニカル的な観点から見れば、いつ調整モードに入ってもおかしくはないのですが、そのきっかけとなりうるFOMCというイベントも、逆に、追い風材料となりました。

さらには日銀短観も材料の一部となり、燃料には事欠かない状態です。

日本株(日経平均)のプライスは、原則として、為替、米国株、1株利益の相関で決まります。

これらの計算上からは、日経平均20000円というのも、十分に射程距離に入っていることになります。

正直申しまして、まさかの展開ではありますが、現実を素直に受け止めないといけません。

これが相場です。

ここから先、年末年始を迎え、明確な悪材料的なものは、出てこないと思われますので、調整が軽く済んでしまうとしたら、年内に日経平均20000円というのも、あながち考えられないことではありません。

ただし、現状は、走り過ぎているのは事実ですし、今の米国の今後の政策期待への妄想が醒めれば、前提条件が変わってくるのも事実です。
(まぁ、妄想から醒めるのは、もう少し先になりそうですが・・)

テクニカル的にまともに考えられる人には、難儀な状況は続くとは思いますが、焦らずにじっとチャンスを待つことが、その後の利益の最大化につながります。

タイトルとURLをコピーしました