なぜか強い日本株、消去法とトイレットペーパー

なぜか日本株が強烈に強い状態になってます。
円安とか、日銀買いが
とか言われますが、円安方向の為替はそうとう程度貢献してますね。
日銀買いはあんまり関係ないです。アナウンスメント効果はありますけど。

ですが、円安方向の為替だけでは、説明がつきません。
だって世界中売られまくっているんですから。

今日の場合は、時間外の米国が買われましたから、ある程度は理解できますけどね。

これね、消去法とトイレットペーパー事件のあわせ技だと思うのです。

コロナウイルスについては、他国から見れば、日本は感染者も少なく、まだ悲壮感が漂っていません。
もちろん、ホントかウソかは別のハナシですし、一時的な相場にとってはホントかウソかなどどうでも良いのです。

あれだけ売り物が世界中で出て、現金化が進みました。
この現金をどこかに振り分けないといけない人たちが世の中にいます。
その人たちが、上記理由で消去法的に日本株を買いに来ている。

そうやって買いが入るので、ここが底ではないかとその他のみなさんが買ってくる。
これは、しばらく前に世の中から一時的にトイレットペーパーが無くなった事例と同じです。
これもホントかウソかは別にして、不安心理からみんなが同じ行動を取ってしまう。
なので、一時的に供給量が不足する。

そして、みんながトイレットペーパー不足などすぐに解消する
と思っていても、それは以外にしばらく続いたりします。
でも、その終わりの時期はだれにもわからない。

株式市場もしかり、できることは流れが変わるところを見極めること。
これはチャート上で判断するしかないし、それは思っている以上に正しいです。

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