【大事な話】相場の怖さ

20161104-800

米国大統領選に向けて、いわゆるリスクオフ相場となっていますが、これは結果がでるまで、すったもんだとなりそうです。

そこまでの、値動きの状態である程度、選挙後の相場は想定できてくるでしょう。

さて、今日は初心者さんの間違いのハナシです。

1day集中セミナーでは、実際に参加者さまに、なにかしら銘柄を出して頂き、セミナー内でお話したことが起こっていたことを、解説するということを行っております。

なかには、実際にご自身で売買された銘柄をあげてくれて、

ここで買ったんだけど失敗した。
ここで買ったけど、ここでロスカットした

等をお話していただける参加者さまもいらっしゃいます。

私としては、これは非常にありがたく、間違いに気がついてもらうのに非常に有効だと思っています。

例えば、前回の参加者さまは、

チャートを指して、
ここで買ったんだけど、ここで5%下がったからロスカットした

と具体的にお話して頂けました。

やりとりは、こんな感じ

参加者さま:ここで買ったんだけど

私:そこ売る場所

参加者さま:ここで5%下がったからロスカットした

私:そこ買うところ

そう、買いと売りが真逆なのです。

これは、後付とかではなくて、チャートでその位置で買いはダメよと、瞬間的にわかることです。

もちろん、参加者さまの思うとおりに、買った位置から上がったのかもしれません。

ですが、それは、たまたまそうなったに過ぎません。

そのたまたまが起こるのが、相場の怖いトコロであり、
間違いを犯し続けてしまう要因であったりします。

相場は、

a.間違ったことをやってしまっても、うまくいくことがある
b.反面、正しいことをやっても、うまくいかないことがある

総合的に見れば、常に正しいことをやっていけば、おのずと資産は増えていくのですが、人間はズルいので、上記のaとbがとてもアタマに残ってしまいます。

それから、もうひとつ、大きな間違いがあります。

長くなりましたので、また次回に書きます。

 

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