イギリスのEU離脱決定前の水準まで、サクっと戻してきた今週になりました。
米国雇用統計を受けての世界的な株高、おまけ的に参院選の無難な通過などが根底となった週です。
ただ、とくに金曜は、異常な一日で、任天堂の大盛り上がり、ユニクロのストップ高、はては、LINEの上場と、この3銘柄に商いが集中し、この3つで、東証一部の売買高の20%を占めるという事態。
特に金曜の日経平均の111.96円の上昇は、ユニクロ一銘柄によるところです。
つまり、その他の銘柄は、冴えないものが多くなっていて、全体的には売り物におされた状態ということです。
鳴り物入りで上場のLINEもあわや、金曜の値幅制限まで下落かと思わせるところまで、落ちております。
こういう、偏った状態というのは、往々にしてこの先の悪い状態を示唆する訳ですが、まぁでも、海外次第ということになるのでしょう。
本日、朝方飛び込んできたトルコのクーデターも、さほど大きく影響はしないとしても、悪材料のひとつにはなってくるでしょう。
と、ファンダメンタルズ的要素で相場が動くのは事実ではありますが、
例えば今日の高値にしても、テクニカル的に重要な数字であって、適当に出た数字ではありません。
ここまで上昇してきた状態も、しっかりと見ることがデキる人はわかるようにテクニカル的なポイントをこなしながらとなっているのです。
テクニカル的にしか説明できない事象が、相場においては非常に多いのが事実ですので、
こういうところを見ていけて、判断できるようになると投資成績というのは、格段に向上していきます。
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