わからないから、どうするのか

将来が期待された会社でも、こんなになってしまったりします。日本海洋掘削(1606)
これが株の怖さでもあり、醍醐味でもあります。
言えることは、そんなに先のことは誰にもわからない。
これがわかれば、株で利益を上げることは難しくなくなります。

さて、今日のお話

人というのは、似たようであっても細部を見ると、違うという、
いろいろな考え方を持って活動しています。

最近の例で言えば、Wカップ 日本代表のポーランド代表との試合

最後のボール回しに賛成な人、反対な人

これが、一番の大枠です。

でも、反対な人の中には、少なくともこの二派があります。

1.心情的に反対な人
2.戦略としては賛成するけれど、あの状況下、(つまり裏ゲームが引き分けになる可能性がある)で行うのは、反対な人

メディアは、賛成、反対と簡単に括ろうとしますが、実際の思いはそれぞれ、微妙に違っていたりします。

相場にも、もちろん同じことが言えて

すごく大雑把に、極めて簡略化して例をとると

上がると思っている人
1.でもすぐに下がるだろう
2.かなり長い期間上がり続けるだろう

下がると思っている人
1.でもすぐに上がるだろう
2.かなり長い期間下がり続けるだろう

というふうに分けることができます。

上がると思っている人は買いますが、その思いで、その後の対処が違ってきます。

1.の人は、比較的短時間で売りに出すでしょうし、2.の人は、持ち続けるでしょう。

1.の人が多ければ、上昇は一過性で終わります。2の人が多ければ、長い期間上昇することになります。

全員にインタビューする訳にはいきませんから、どちらが多いかというのは、わかりませんし、そもそも、人間なんて移り気ですから、心変わりをする人が出てくるかもしれません。

どちらが多いかを把握することっていうのは、現実的に無理です。

でも、これをチャートで考えてみたらどうでしょうか?

上がると思っている人が多い場合、かつ2の人が多ければ、上がっていく状態の中で、1の人の売りで、一時的に下がる時間が生まれますが、1の人が売り切ってしまえば、またそこから上昇していきます。
これが、「押し目」ですね。

こうなると、また1の人も買ってくるかもしれませんし、新規に買う人がまた出てきます。
で、また上昇していきます。

で、またしばらくすると、1の人の売り物が出てきて・・・・・

というループになります。

これが相場です。

相場で勝ち残る為には、こういう仕組みを理解して、チャートを読んでそれをとらえることです。

米中の貿易摩擦のことを一生懸命考えていても、たぶん恒久的に、利益を上げていくことはできません。
だって、それによりどうなるかは誰にも、そう、大統領にも国家主席にもわからないからです

でも、市場は、上がるか下がるで、それは参加者の動向で左右されます。チャートはそれを俯瞰することができます。

株価チャートが絶対だとは言いませんが、ほとんど部分でチャートを読んでいけばうまくいきます。
ほとんど部分でうまくいくということは、恒久的に利益を上げていけるということです。

 

 

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