【大事な話】ポジポジ病

20161207-600

慣れてくるとそうでもなくなってくるのですが、投資をはじめて、しばらくすると、ポジポジ病という病に侵されることがあります。

これは、どういうことかというと、読んで字のごとくで、ポジションを取っていないと不安になってしまうという病です。

不安になるというのは、いろんな意味合いがあって

今、ポジションをとれば、まだまだ上がりそう(下がりそう)
今、ポジションをとらないと置いてきぼりをくいそう
なにか、ポジションを取っていないと、面白くない
ポジションを取っていないと、いけないんじゃないか

などなどのパターンがあります。

特に、初心者さんに多いのは、勢い良く上がっている銘柄を見て、今買えば、まだまだ上がりそう、と思ってしまうやつです。

もちろん、相場は勢いもひとつの要素ではありますので、そこから買っても上がっていく場合もあるでしょう。

ですので、これを否定をするつもりはありません。
相場は、勝てば官軍です。

ですが、大切なのは、まずそのエントリーに合理的な理由があるかです。
それから、思った方向に動かなかった場合の対処、思った方向に行った場合の対処が、きちんと考えられているかです。

最悪の場合は、思いっきり高値掴みをしてしまう可能性がある訳で、状況によっては、そこからどんどん値が下がり、二度と買値に戻ってこずに長期塩漬け状態となってしまうことがあるのです。

長期塩漬けでも、いつか、戻ってくれば良いのですが、永遠に塩漬け状態というのもよくある話です。

相場の流れというのは、どこかを境に、一変します。
これは、上昇においても下降においてもです。
永遠にどちらかに動き続ける相場というのはありません。

継続して利益を上げていく為には、「ここぞ!」というところで確実にエントリーできることです。

そこがくるまでは、じっと待つということが必要になります。
ポジションを取ることが仕事ではありません。
正しいところで、良いポジションを取ることが大切なのです。

プロフィットラボラトリーの講師陣の言葉です。
「待つのも相場と言われますが、待つことが相場です」

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