【株式投資便利帳】どんな投資スタイルが良いのでしょうか?

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株の投資には、いろいろな方法がありますが、どんな方法が良いのでしょうか?投資期間については、短期投資なのか長期投資なのかデイトレードなのか、また、銘柄選定については、業績重視が良いとか、チャート重視が良いとかいろいろ言われますが、どうしたら良いのでしょう?

最初に初心者の方が、悩まれるのがここだと思います。まず、投資期間についてですが、よくご自身のやりやすい方法でとか言われますが、そんなことはありません。
貴方の都合で動いてくれるほど、相場は甘くはありません。

投資期間は、投資のタイミングによって使い分ける必要があります。

まず、長期投資と考えて、買いで入れる場面は、数年に一度しかないと考えてください。

大きく下げて、底を打ったと思われる位置しかありません。もちろん、こういうときには、世の中は悲観論一色ですから、買うには勇気がいる場面です。最近で言えば、2009年の3月がここに該当します。こういうところで買うことができれば、長期投資と考えて良いのですが、中途半端なところや、相場が盛り上がって株価が高くなっているところで買った場合は、短期投資を考えるべきです。そして、これは個別銘柄を見るのではなく、日経平均で判断しなくてはいけません。

株の世界というのは、不思議なもので、全体が下がればその理由がなんであれ、ほとんどの銘柄が下がる、全体が上がれば、それがどんな理由であれ、ほとんどの銘柄が上がるという動きになります。特に主力銘柄と呼ばれる、日本を代表する銘柄はこの傾向が強く、もちろん小型株も似たように反応します。中には、逆行高や、逆行安と呼ばれ、全体相場と逆の動きをするものも存在しますが、全体からみればごくわずかなので、逆行するものを狙うのは、難しいのです。

わざわざ難しいことにチャレンジする必要はありませんので、全体の流れに沿った投資をするべきなのです。

こういった数年に一度のチャンスを逃してしまった場合には、短期投資で行うべきでしょう。

株式相場というのは、おおきな流れとして、経済状況で動いていきますが、絶対に一直線に上昇することはなく、かならず、山と谷をつくりながら上昇していきます。この山と谷で利益を取っていくのが、短期投資です。短期投資がさまざまな理由でできないのであれば、次に長期投資の場面がくるまでじっと待つということが必要になります。

投資というのは、タイミングがすべてと言っても過言ではありません。焦らずに、じっとチャンスを待つことが、成功につながるのです。

 

 

 

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当内容は、拙書「はじめての株式投資100問100答」からの抜粋記事です。
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